コラム

column

たまにはこんなこともあります、、、

 

 

審美治療、セラミック治療で稀に出来上がってきたセラミックの歯が

右や左に曲がって見える

隣の歯より長かったり、短かったり

色が暗い、明るいなど

どうしても歯科技工士が全ての患者さんの歯に合わせてハンドメイド、オーダーメイドで作るためどんなに腕が良い技工士でもちょっとした違いが出ることがあります。

ただ、ごく稀ですが、、、

今回はその中でも初めて3回も修正したケースを紹介します。

今までも修正したことはありますが、あっても1回の修正です。

歯の形や出具合など難しい症例なのですがプロとして3回も修正が許されるとは思っていないので、私の反省も兼ねてアップします。

術前写真はなく、修正時に撮影した写真になります。

 

 

セラミックは向かって左の前歯です。

正中と言われる前歯の真ん中が向かって左に流れているのがお分かりになりますか?

また、前歯の長さが左右で左の方が短いです。

色や質感、艶感などはピッタリなのですがどうしても違和感を感じます。

この写真は1回目のトライ時です。

この後2回修正してやっと患者さんと私の納得のいく歯になりました。

最終の写真は撮り忘れました 涙

すみません

 

本当に珍しいことで、大半は一発で決まるのですがたまに修正が必要な場合があります。

デンタル サロン モナでは自然な歯に見えるセラミックにこだわっていますので、型を取ってから出来上がりまで2週間の日にちをいただくことが多いです。

更に修正の場合ですと7〜10日間の日にちをいただきます。

そうなると、この患者さんは型を取ってから1ヶ月以上かかってしまったということです。

本当に申し訳ないことです。

唯一の救いは、最後の完成したセラミックはとても満足して喜んでもらえたことです。

信頼している技工士ですが、このようなことが稀にあることをご承知ください。

 

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