コラム

column

すきっ歯治療・続

 

 

 

今回は30代女性です。

すきっ歯の治療を希望で来院されました。

前回のコラムに書きましたが、すきっ歯治療には3つの方法があります。

(詳しくは前回のコラムを参照してください)

1、ダイレクトボンディング 2、部分矯正 3、セラミック治療

前回のコラムではダイレクトボンディングと部分矯正に関して説明していましたが、

今回はあまり選択することがないセラミック治療について説明します。

 

 

術前

 

 

今回のような2カ所のすきっ歯だとほとんどの患者さんがダイレクトボンディングを選択しますが、

患者さんは前歯2本をすでにセラミック治療が施してありました。

このような場合、ダイレクトボンディングはセラミックには付かないためセラミック治療か部分矯正の選択になります。

この患者さんは以前に矯正治療も経験しており部分矯正は希望されませんでした。

今回はこのようなめずらしい理由でセラミック治療ですきっ歯を治すことになりました。

 

 

 

術後

 

 

 

治療法 セラミック治療、ダイレクトボンディング,ホームホワイトニング

治療期間 1ヶ月半

治療回数 4回

治療費 ホームホワイトニング 24,200円(税込)

    オールセラミック1本 143,000円(税込)×2=286,000円(税込)

    ダイレクトとボンディング1本 27,500円(税込)

    処置費 13,200円(税込)

    合計 350,900円

 

 

 

 

 

 

治療後、患者さんにはメチャクチャ喜んでいただけました。

 

すきっ歯治療でセラミック治療を選択する場合、

今回のように既にセラミック治療が施してありその不具合による治療のやり直しという稀な症例か、

ダイレクトボンディングより出来栄えのクオリティが高いラミネートベニアによる治療を選択した場合のみとなります。

 

ただ、どこの歯医者でも同じように治療するわけではありません。

多くの歯医者はダイレクトボンディングを治療メニューとして扱っていないようで、

調べて当院に辿り着く患者さんが多いです。

また、かかりつけの歯医者や近所の歯医者でダイレクトボンディングをやってないことで、

自院で治療可能なラミネートベニアを勧めることもあります。

それにより健康な歯を削ることになり

さらには、ラミネートベニアの色が合わず、

当院を頼って再治療に来る患者さんもいます。

 

審美治療、セラミック治療、ダイレクトボンディングなどの治療を考えている方は

インターネットでしっかり調べて2〜3軒の歯医者にカウンセリングに行くことをおすすめします。

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