40代女性の方です。

かかりつけの歯医者で何度か保険適応のレジン（樹脂）詰めてもらっていた様ですが、ついに「これ以上は被せるしかないです」とそこの先生に言われてたそうですが、どうしても被せるのが嫌で来院に至ったようです。

術前

お分かりでしょうか？

向かって左の前歯の先端が欠けています。

これで被せるの？と思う方もいるのではないでしょうか

この場所は結構厄介で、咬み合わせや歯ぎしりで擦れるように当たる場所なのでレジンだとすぐ欠けてしまうのです。

確かに、審美治療の引き出しが少ない歯医者の場合だと

レジンがダメなら被せるしか方法はないかもしれません。

患者さんと相談して、今回はだイレクトボンディングをすることにしました。

術後

治療法　ダイレクトボンディング

治療期間　1日（即日）

治療時間　30分

治療本数　1本

治療費　22,000円（税込）

結局同じような貼り付けるだけじゃないかと思われるかもしれませんが、

ダイレクトボンディングは保険適応のレジン比べると、圧倒的に強度が高く、審美性も高いです。

現に当院でダイレクトボンディングを受けて割れてくる確率は2％程です。

今年に至ってはこの約半年で0.5％程です。

更に、もし割れたとしても修正後に２度目はほとんど割れてきたことがないです。

この患者さんには一度これで様子を見てもらうことにしました。

大変満足してもらい、次回は右の前歯2本も同じようにダイレクトボンディングをしたいと言って帰られました。