女優ライトで撮影してみました。
また、難しい患者さんでした 汗
あまり診療台を倒しすぎると気分が悪くなり、口の中に器具や指が入ると「オェ」となってしまう様です。
この様な場合、治療時間は普段より1.5倍ほどかかり、気も使います。
ちなみに、「オェ」となるこのを嘔吐反射と言い
器具が舌を触ったり、上顎の奥の方を触ると反射が起こります。
ダイレクトボンディングは上顎より下顎の方が難易度が高くなります。
今回の患者さんは嘔吐反射などに加え、下の前歯のすきっ歯の治療を希望して来院しました。
また下の歯の場合、ダイレクトボディングが破折したり、剥がれたりする可能性が高いです。
なぜなら、下の歯は先端が突き上げるように上の歯に当たることがあるため、その衝撃で破折します。
ただし今までの統計ですきっ歯治療全体で破折してきた方は3%ほどの方です。
治療法 ダイレクトボンディング
治療日数 1日
治療時間 90分
治療費 20,000円(税別) × 4本 = 80,000円(税別)
今まではカメラに付いたフラッシュで撮影していましたが、今回は更に女優ライト(丸ライト)などと呼ばれるYou Tuberがよく使っている道具を使って撮影してみました。
光が強すぎて、治療の粗が光で飛ばされて仕上がりが良く写り過ぎな気がします。
もう少し使い慣れないといけません。
患者さんはと言うと、治療中に何度か声をかけて様子を気にかけながら進めました。
なんとか無事に「オェ」とならず治療が終了しました。
患者さん本人は大満足で帰られました。
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