ジルコニアとセラミックの違い
最近、患者さんからジルコニアと言う言葉をよく耳にします。
おそらく皆さんのイメージはセラミックより硬くて丈夫でセラミックのような歯と同じ色だと、、、ほぼ正解ですが、、、
ジルコニアは正式には二酸化ジルコニウムと言い、人工ダイアモンドとも言われます。
イメージ通り歯科で使用されるセラミックの中では一番硬くて丈夫だと言われています。
また、色も白色をしており奥歯などであれば問題ない色合いですが、
審美領域の前歯となると透明感のないジルコニだけでは綺麗な歯の色を出すことができません。
デンタル サロン モナでは前歯の被せ物(クラウン)を作るときに便宜上オールセラミッククラウンと呼んでいますが、内冠部はジルコニアで作り、外冠部は透明感があり色が綺麗にできるセラミックをを使用しています。
そうすることで、艶のある綺麗な歯の色とジルコニアの硬さ丈夫さを併せ持ったセラミッククラウンを被せることができるのです。
間違えて、フルジルコニアクラウン(全てジルコニアでできた被せ物)を前歯に被せますと他の歯と色を合わせることができず透明感のない仮歯のような歯になってしまい、せっかく審美治療をしたつもりが残念な結果になることがありますので注意してください。
今回紹介するのはセラミック治療です。
前歯の3本を治しています。
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前歯2本の色と長さが嫌だったようです。向かって左の歯も色が合っていないので一緒に治す事になりました。
写真の患者さんは男性なのですが
術前は主張する感じの口元ですが、術後は柔らかい感じになり患者さんの雰囲気にピッタリ合いました。
治療法 セラミック治療
治療本数 3本
治療期間 2週間
通院回数 2回
治療費 仮歯 1本 2,000円(税別)× 3本 = 6,000円(税別)
オールセラミック 1本 120,000円(税別) × 3本 = 360,000円(税別)
合計 366,000円(税別)
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