コラム

column

涙、涙、、、カウンセリング

 

 

 

今回は50代女性です。

他院にて治療した前歯のやり直しが希望で来院されました。

どうしても嫌だったようです。

初診時のカウンセリングでは感極まって泣き出してしまいました。

 

 

術前

 

 

患者さんが一番気になっているの歯が向かって左の前歯の横の歯です。

色や歯の位置や向きが変じゃないですか?

最近治療したセラミックのようです。

また、前歯の間の正中に白い物が詰まっているように見えます。

向かって左の前歯もセラミックです。

こちらはずいぶん昔に治療したようです、色はそんなに悪くないのですが物が詰まったように見えるのが気になります。

 

 

術後

 

 

治療法  セラミック治療

治療期間 3週間

治療費  オールセラミッククラウン 1本 143,000円(税込)×2本=286,000円(税込)

     仮歯 1本 2,200円(税込)×2本=4,400円(税込)

     合計 290,400円(税込)

 

 

 

 

 

写真を見比べりとわかると思いますが、同じ審美治療 セラミック治療とは思えないほど以前の治療は審美性を考慮していないと言えます。

初診時に患者さんから聞いた話では前の歯医者は「日本人の歯の色はA2かA3だから」と歯科技工士の立会いもなく歯の色を決めたようです。

A2とかA3とかわからないですよね、、、セラミックの色の種類です。

 

 

 

 

種類だけで少なくともこれだけあるのですが、これでも歯の色は再現できません。

これらを混ぜて自然な歯の色を再現します。

本物の歯のような透明感のあるセラミックの歯を作れる歯科技工士は名古屋には沢山いません。

というか、、ほとんどいません。

そのようなことは患者さんにわかるわけがなく、どうしたら良いか悩んでいたようです。

 

たまにお伝えしますが、審美治療やセラミック治療をする歯医者を決める時に患者さんが判断できる有効的な材料は写真だけです。

ホームページで症例写真を確認したりカウンセリング時に写真をいっぱい見せてもらい信頼できると思えば良いですが、少しでも???と思ったらまた別の歯医者を探す方が良いと思います。

 

今回の患者さんは仮歯の調整や歯の写真撮影など、前回の歯医者とは違いすぎて驚いていました。

出来上がりの歯を見て、「これでマスクを外して生活できる」とてもと喜んでいただけました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

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